【8月7日 AFP】朝鮮半島で連日豪雨が続く中、北朝鮮当局は洪水や土砂災害に警戒を呼び掛けた。国営朝鮮中央通信(KCNA)は7日、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-un)朝鮮労働党委員長が黄海北道(North Hwanghae Province)の水害被災地を視察し、被災者への食料など支援物資の供給を命じたと報じた。一方、韓国は6日、豪雨により16人が死亡したと発表した。

 特に北朝鮮は、長年多くの山や丘で伐採を進めていることから水が下方へ流れやすく、長雨の被害を受けやすい。

 一方、韓国でも被害が出ている。当局によると、ここ数日の間に中部で発生した洪水により少なくとも16人が死亡。11人が行方不明となり、1600人が避難を余儀なくされているという。

 映像前半は北朝鮮・平壌市内の雨の様子、5日撮影。後半は韓国・ソウル市内を流れる漢江(Han River)周辺、6日撮影。(c)AFP