シャビ監督に罰金28万円、新型コロナの規則違反
発信地:ドーハ/カタール
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【8月7日 AFP】カタールサッカー協会(QFA)は6日、新型コロナウイルスに関する規則に違反したとして、同国1部リーグに所属するアル・サード(Al-Sadd)のシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督や1部リーグの選手数人に対し、2700ドル(約28万5000円)の罰金を科したと発表した。
前月、新型ウイルスに感染したことを明かしたシャビ監督は同29日、すでに回復しチームの指揮に復帰したとインスタグラム(Instagram)で報告していた。
協会の発表文によれば、リーグからの公式な警告を含む今回の処分は「シャビ監督が署名した自宅隔離の措置を含む保健省の安全プロトコルに違反した」ためだという。
3月に中断となった同リーグは、前月24日に再開された。ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)の厳格なルールが敷かれているほか、選手とスタッフは定期的な検査を受け、メディアの入場は全面的に禁止されている。
欧州のいくつかのリーグ同様、カタール1部リーグの選手と監督は、シーズンが終了する今月22日まで外部と接触をしないことが義務づけられている。
同リーグの担当者は、「接触が多い選手間の感染拡大を防ぐことが重要であるため、すべての選手と監督は、自宅隔離を約束する誓約書に署名した」とAFPに語った。
アル・サードの2選手や、同リーグの他のチームの選手やスタッフも、協会の懲罰委員会から2700ドルの罰金と警告を受けている。(c)AFP