【8月6日 AFP】朝鮮半島で連日豪雨が続く中、北朝鮮当局は洪水や土砂災害に警戒を呼び掛けた。一方、韓国は6日、豪雨により16人が死亡したと発表した。

 特に北朝鮮は、長年多くの山や丘で伐採を進めていることから水が下方へ流れやすく、長雨の被害を受けやすい。

 だが韓国でも被害が出ている。当局によると、ここ数日の間に中部で発生した洪水により少なくとも16人が死亡。11人が行方不明となり、1600人が避難を余儀なくされているという。

 北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は、最も影響が出ているのは主要な農業地域の黄海(Hwanghae)地区だと報じたが、豪雨による死者や被害については触れなかった。(c)AFP