【8月6日 CGTN Japanese】米国の厚生長官が台湾訪問を計画していることについて、外交部の汪文斌(Wang Wenbin)報道官は5日の定例記者会見で、「米高官の台湾訪問に反対する立場は一貫で明らかだ」と強調し、北京とワシントンにおいて関連側に厳正な申し立てをしたと語りました。

 汪報道官は、「台湾問題は中米関係において最も重要かつ敏感な問題で、『一つの中国』の原則は中米関係の政治的基礎だ。『一つの中国』の原則と中米間の3つの共同コミュニケの関連規定を守り、いかなる形の公的往来も停止し、台湾に関する問題を慎重かつ妥当に処理し、中米関係と台湾海峡地区の平和を損なうことを避けるため、『台湾独立』を企む勢力に誤ったシグナルを発することのないよう米国側に促す」と語った上で、さらに「『一つの中国』の原則は国際社会で広く認められている。これを無視、あるいは否定するいかなる行為も失敗に終わる」と強調しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News