【8月6日 CGTN Japanese】今年の増水期に入ってから、陝西省(Shaanxi)と山西省(Shanxi)の境目にある「中国三大滝」の一つ、黄河(Yellow River)の壺口(フーコウ、Hukou)瀑布は最大の水量に達し、水位が川岸まで接近する壮観な景色を見せています。

 黄河の激流が壺の口から流れ出るように見えることから、「壺口」と名付けられたこの瀑布は、世界最大の黄色い瀑布であり、中国では2番目に大きい瀑布でもあります。最近、上流地域の降雨とダムの放水により、壺口瀑布の水量が毎秒3000立方メートルにまで激増しました。上空から見下ろせば、大小様々な滝が1つに合わさり、壮大な瀑布群が現れています。 

 毎年7月から10月にかけての増水期には、壺口瀑布は最高の観賞期を迎えますが、地元の観光管理部門は観光客らの安全を確保するため、5日午前から景勝区を一時閉鎖しました。入場再開の時期は後日に発表されるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News