【8月8日 Xinhua News】中国の少数民族、ヤオ族の支族である紅ヤオ族は、赤い服を着ていることからその名が付けられた。主に広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)竜勝(Longsheng)各族自治県竜脊鎮(Longji)の泗水郷一帯に住んでおり、「桃源郷で暮らす民族」として知られている。

 紅ヤオ族の衣装は主に刺しゅう服と手織り服の2種類ある。刺しゅう服は紺色の綿布の上にさまざまな色の糸で精巧な刺しゅうを施したもので、手織り服は縦糸に白、横糸に赤を使い、古典的な美しさを表現している。同民族の衣装は2014年に国家級無形文化遺産保護リストに登録された。(c)Xinhua News/AFPBB News