【8月6日 AFP】米民主党は5日、今月開催される党大会ではジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領(77)が直接会場を訪れず、遠隔で参加して大統領候補への指名を受諾すると発表した。

 民主党は声明で、新型コロナウイルスの流行を受け、8月17日から20日にかけ開催される党大会のさらなる規模縮小を発表。バイデン氏はウィスコンシン州ミルウォーキー(Milwaukee)の会場を訪れず、デラウェア州の自宅から国民に向けて演説し、党の指名を受け入れる。大会は完全にインターネットを通じて行われ、会場での演説も一切行われないという。

 民主党全国委員会(DNC)のトム・ペレス(Tom Perez)委員長は「われわれは科学に従い、医師や公衆衛生専門家の意見に耳を傾け、人々の命を守るための予定調整を継続した」と述べている。(c)AFP