【8月7日 Xinhua News】中国北京市ではここ数年、生態環境が継続的に改善するにつれ、野生動物の種類と数が増加している。同市園林緑化局が発表した最新のデータによると、野生の陸生脊椎動物の種類は500種以上にまで増加している。

 同局野生動植物・湿地保護処の張志明(Zhang Zhiming)処長によると、市内に生息する野生動物の種類と数はここ数年でさらに増加し、野生の陸生脊椎動物の種類は1994年の461種から現在の500種以上にまで増加したという。この中には、ミミキジやナベコウなど国家1級保護動物15種と、ゴーラルやクロヅル、オシドリといった国家2級保護動物66種が含まれている。

 国家1級保護動物のナベコウは、これまで同市房山区の十渡地区だけで姿が確認されていたが、ここ数年は海淀区や昌平区などにも生息範囲を拡大しているという。また市街地の亜運村にある小規模な湿地には今年3月以降、4組のマガモの家族が続々と住み着き、国家2級保護動物に指定されているトラフズクの群れも通州区の北京都市副中心(副都心)に生息している。延慶区にある松山国家級自然保護区では、総面積6200ヘクタール超の森林で、国家1級保護動物に指定されているイヌワシを含む178種の野生動物が暮らしている。(c)Xinhua News/AFPBB News