【8月6日 Xinhua News】中国物流購買連合会(CFLP)の4日付発表したデータによると、7月の電子商取引(EC)物流指数は108・0となり、前月比0・2ポイント減の小幅低下となった。九つのサブ指数では、総業務量指数、農村業務量指数、在庫回転率指数、雇用指数が小幅に低下、物流定時到着指数、契約履行率指数、満足度指数、積載率指数、コスト指数はやや上昇した。

 CFLPによると、7月のEC物流指数は低下したものの、EC物流需要回復の基本的傾向は変わっていないという。上半期(1~6月)以降、中国のEC物流は安定の中で増え、オンライン小売は逆風の中で伸びている。上半期、全国実物商品のオンライン小売額は14・3%増の4兆3千億元(1元=約15円)となり、伸びは4カ月連続で回復し、社会消費財小売総額の25・2%を占め、国内個人消費が支える作用はさらに強まった。EC物流指数のうち、総業務量指数も7月は20%の急増を維持した。供給部門では、7月のEC物流積載率指数は5カ月連続上昇、年初来の最高を更新した。在庫回転指数と雇用指数は需要量減少を受けてやや低下したが、適正水準内に止まった。EC物流の供給能力を示すその他の各指数はいずれも小幅に上昇。なかでも、コスト指数、物流定時到着指数、契約履行率指数は下げ止まり回復し、EC物流企業の供給能力のさらなる回復が示された。(c)Xinhua News/AFPBB News