【8月5日 Xinhua News】東北大醤(中国みそ)は、発酵段階で生じる独特のにおいから「臭醤(臭いみそ)」と呼ばれるが、食べてみると何とも言えない香ばしい風味が口の中に広がる。

 中国黒竜江省(Heilongjiang)綏化市(Suihua)青岡県(Qinggang)の蘆河鎮(Luhe)東昇村に今年完成したみそ工場では、これまでに東北大醤を15トン生産し、うち2・5トン近くが売れた。

 村民は工場で働くことで、毎月2千元(1元=約15円)余りの収入を得られるようになった。同村では、みその品質向上と村民の所得増加のため、全ての貧困世帯に良質な大豆の種を無償で提供し、収穫後に高値で買い戻す取り組みを行っている。(c)Xinhua News/AFPBB News