【8月4日 AFP】イタリア・セリエAのカリアリ(Cagliari Calcio)は3日、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ(Eusebio Di Francesco)氏を新監督に任命したと発表した。契約期間は2年。

 かつてサッスオーロ(US Sassuolo)やASローマ(AS Roma)を率い、昨年10月にサンプドリア(Sampdoria)の指揮官を解任されていたディ・フランチェスコ氏は、ワルテル・ゼンガ(Walter Zenga)前監督の後任となる。

 50歳のディ・フランチェスコ氏は、サッスオーロを率いた5年間で監督として名を上げ、2013年には同チームをセリエA初昇格に導き、2017年にはヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2016-17)のグループステージに進出させた。

 ディ・フランチェスコ氏は現役時代、イタリア代表として14試合に出場しており、2001年にスクデット(リーグ制覇)を果たしたローマの一員でもあった。

 2017年に監督としてローマに復帰したディ・フランチェスコ氏は、就任1年目ながらリーグ戦でチームを3位に導くと、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)でも4強入りを果たした。

 昨年3月にローマを離れたディ・フランチェスコ氏は、同6月にサンプドリアに加わるも、チームを最下位から脱出させられず解任されていた。

 その後、ローマでもディ・フランチェスコ氏の後任を務めたクラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)氏がサンプドリアを率いると、チームは残留に成功した。

 3月からゼンガ前監督が指揮していたカリアリは、今季のセリエAを14位で終えている。(c)AFP