【8月4日 Xinhua News】中国北京市交通委員会はこのほど、北京初の自転車専用道路の西への延伸プロジェクトが完成し開通したことを明らかにした。専用信号の設置や道路の延伸などにより、同市は自転車専用道路を絶えずレベルアップしている。

 同プロジェクトは、これまでの専用道路の西端に当たる後廠村路と上地西路の交差点を起点に、後廠村路に沿って、茉莉園路、百旺公園へと続く、全長3・8キロ。西側への延伸では他の交通機関と交差するため、市は数多くの手段を講じて自転車が優先的に通行できるよう確保した。

 同市交通委員会と公安局公安交通管理局は特別研究や現地調査を重ね、最終的に五つの交差点で、自転車左折誘導ラインと自転車専用信号の設置、沿線の交通標識の調整などを含む自転車の左折優先措置を実施することを決定した。

 北京初の自転車専用道路は2019年5月31日に開通し、全長約6・5キロメートル。(c)Xinhua News/AFPBB News