【8月3日 CNS】中国・武漢市(Wuhan)の新型コロナウイルス肺炎感染予防統制本部医療救治・疾病予防抑制グループが先月16日に発表した『一部方艙医院の元の機能回復に関する通知』に基づき、専門家の論証と現場調査を経て、臨時医療施設である「武漢客庁方艙医院」を元の状態に戻すことが決定した。

 先月29日、武漢で最大規模の臨時医療施設、方艙医院の撤去作業が開始された。同日の朝、東西湖区疫病感染予防統制本部のスタッフが病床やテーブルなどの設備を全面的に撤去した。撤去完了後は元の文化施設に戻り、各種展示会や文化公演などの活動を全面的に行い、武漢市の見本市・展示会産業の再開を支援し、経済全体の回復を促進する。

 武漢客庁方艙医院は31日間運営され、病床数は1461床、新型コロナウイルス患者1815人を受け入れ、868人の患者を治療した。「死亡ゼロ、医療従事者の感染ゼロ、再発ゼロ」を実現し、武漢市方艙病院のロールモデルとなった。(c)CNS/JCM/AFPBB News