【8月3日 People’s Daily】ある調査センターが最近発表した「新消費」報告は、「健康」「文化」「個性」が人々の消費の焦点になっていると述べていた。

 一方、データによれば、2019年の中国のエンゲル係数(生活費の中で食費の占める割合)は28.2%だった。8年連続の低下で、これは人々の消費の対象が飲食以外に広がっていることを示している。

 普通の人々の消費習慣を見てみよう。航空機や高速鉄道のチケットもキー操作ひとつで購入できる。旅行に行こうと思えば、すぐ行けるのだ。国産品の流行ブランドも「注文すれば送料無料」で、若者を満足させている。文化・娯楽活動への出費も珍しくない。消費の範囲が広がり、消費構造のモデルチェンジ・グレードアップが起きている。旺盛な消費は人々の生活を豊かにするとともに、経済発展の原動力になっている。

 消費の場所はオフラインからオンラインに広がり、消費の対象は実物からサービスに変わってきた。消費の傾向は大衆化から個性化へ移行している。

 こうした変化から、人々の生活の改善と経済発展が互いに関係していることがうかがえる。供給は大幅に増え、内需は旺盛な状態が続いている。4億人の中間所得層を含む14億人が形成する大規模な内需市場は、われわれがリスクに対応する際の強みであり、将来の発展への潜在力だ。

 発展のエンジンはいったん点火すると、人々の想像力をかき立て続ける。小康生活(ややゆとりのある生活)へ向かう道では、インターネットや人工知能など技術の進歩が強力なけん引力を発揮し、人々の生活を変え、消費市場を急速に変化させている。

 今日、都会では無人スーパーマーケットの顔認識技術が人々に便宜をもたらし、山村では「ライブ配信」が人々の運命を変えている。「スマート物流」のレベルアップにより、人々のネットショッピングの状況は改善されている。ドローンが「スマート農業」を支援し、農村振興に貢献している。

 小康生活の中身は、不断に改善されている人民の衣食住の中、そして日進月歩の発展の中にある。(c)People's Daily/AFPBB News