【8月3日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間2日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は68万5780人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも1789万6220人の感染が確認され、少なくとも1032万6000人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 1日には世界全体で新たに5557人の死亡と26万3110人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1088人。次いで米国(1051人)、インド(853人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに15万4449人が死亡、462万502人が感染し、少なくとも146万1885人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は9万3563人、感染者数は270万7877人。以降はメキシコ(死者4万7472人、感染者43万4193人)、英国(死者4万6193人、感染者30万3952人)、インド(死者3万7364人、感染者175万723人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの85人。次いで英国(68人)、アンドラ(67人)、スペイン(61人)、ペルー(59人)、イタリア(58人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4385人、回復者数は7万9003人。

 地域別の死者数は、欧州が21万487人(感染319万1892人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が20万212人(感染491万9054人)、米国・カナダが16万3424人(感染473万7084人)、アジアが6万3844人(感染291万7571人)、中東が2万7643人(感染116万5720人)、アフリカが1万9930人(感染94万5248人)、オセアニアが240人(感染1万9656人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP