【8月3日 Xinhua News】中国水利部黄河(Yellow River)水利委員会はこのほど、黄河の洪水防止演習に伴い、河南省(Henan)にある小浪底ダムで排砂が行われて貯水容量が増加し、水位が同ダムの運用開始以降最低となる205・36メートルまで下がったことを明らかにした。20年ぶりにダムの底が見えるなど、珍しい現象が起きている。上空から見ると巨大なサファイアのようだったダム湖が姿を消し、代わりに土砂で描かれた壮大な「黄河の山水画」が出現した。

 7月30日にダムの上から見ると、水の流れが川床に描き出した樹木や藤などに似た文様が多く見られた。(c)Xinhua News/AFPBB News