【8月3日 Xinhua News】中国商務部の高峰(Gao Feng)報道官は30日のオンライン定例記者会見で、上半期(1~6月)の物品のオンライン小売額は前年同期比14・3%増の4兆3500億元(1元=約15円)、同期の社会消費財小売総額に占める割合は同5・6ポイント拡大の25・2%になったことを明らかにした。全国のオンラインショッピング利用者数は前年より1億人増えたほか、主要オンライン小売りプラットフォームの店舗数は前年同期比3・8%増となった。

 高氏によると、下半期(7~12月)は新型コロナウイルス対策が常態化する中、全国的な生産・生活の再開に伴い、オンライン小売市場が引き続き急成長を保つと予測。「非接触エコノミー」の強みを生かし、消費促進、貿易の安定化、雇用拡大、民生改善などの面でより大きな役割を果たしていくとの見通しを示した。(c)Xinhua News/AFPBB News