【8月1日 Xinhua News】中国国家発展・改革委員会(発改委)社会司の欧暁理(Ou Xiaoli)司長は28日に開かれた国務院定例記者説明会で、今年の中央予算から公共衛生関連事業に投じられる資金は19年の2倍となり、その他の投資を削減して公共衛生分野の建設を集中的に支援すると述べた。上海証券報が伝えた。

 欧司長によると、発改委は今後、関係部門と共同で、新型コロナウイルス対策特別国債や地方政府特別債などの資金源を活用し、公共衛生事業の建設を高水準で完了するよう地方を指導する。

 また公共衛生システムの弱点補強をめぐっては、今後しばらくの間、関連医療衛生機関の建設を強化し、①発熱外来の診察能力②感染症対応転換可能ゾーンの受け入れ能力③転換可能集中治療室(ICU)の救急治療能力④実験室の検査能力⑤感染症の検査能力⑥医療廃棄物の処理能力⑦応急救援能力-の強化を図る。(c)Xinhua News/AFPBB News