【7月30日 AFP】米フロリダ州ケープカナベラル(Cape Canaveral)から30日にロケット「アトラスV(Atlas V)」に搭載され打ち上げられた、米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「パーシビアランス(Perseverance)」。

 NASAの5台目の火星探査車で、火星の古代生命の痕跡を探し、地球に持ち帰るためのサンプルの収集などを主な目的としている。計画通りに進めば、来年2月18日に火星に到着する予定だ。

 パーシビアランスには、ズームや3D撮影、動画撮影が可能なマストカムZというカメラや気温感知装置などが取り付けられている。

 また、その名前はNASAが主催したオンライン投票で、米国の中学生の案が採用され、命名された。

 映像前半は打ち上げ前に公開されたパーシビアランス、29日撮影。後半はパーシビアランスの火星での活動を想定したアニメーション。(c)AFP