【7月30日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会は30日、新型コロナウイルスの感染状況について、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から29日に受けた報告では、感染者が新たに105人（広東省、雲南省、陝西省での「輸入症例」各1人、新疆ウイグル自治区96人、遼寧省5人、北京市1人）確認されたと発表した。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は1人（上海市での輸入症例）増えた。

　29日の新たな退院者は13人、経過観察が解除された濃厚接触者は584人、重症者は前日より8人増。

　輸入症例については、確認された感染者が現在78人（重症者2人）おり、感染の疑いがある患者は2人。累計では感染者が2059人、回復した退院者が1981人となり、死者はゼロだった。

　無症状感染者については、29日に新たに21人（輸入症例1人）報告され、同日に確定診断された感染者は12人（輸入症例ゼロ）。経過観察解除は2人（すべて輸入症例）だった。現在も経過観察を受けている無症状感染者は280人（輸入症例90人）となっている。

　30日午前0時時点で、中国本土の感染者数は574人（重症者33人）で、感染確認報告は累計8万4165人。回復した退院者は累計7万8957人、死者は累計4634人となった。感染の疑いがある患者は2人おり、特定された濃厚接触者は累計78万6957人、経過観察を受けている濃厚接触者は1万8353人となっている。

　香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計3515人で、うち香港特別行政区が3002人（退院1591人、死亡24人）、マカオ特別行政区が46人（すべて退院）、台湾地区が467人（退院440人、死亡7人）だった。(c)Xinhua News/AFPBB News