【8月2日 Xinhua News】中国陝西省(Shaanxi)漢中市(Hanzhong)留壩県(Liuba)にある桑園国家級自然保護区でこのほど、野生のキンシコウを撮影することに初めて成功した。

 保護区職員が区内から回収した赤外線カメラの録画映像を整理したところ、ジャイアントパンダやウシ科のターキンなどの野生動物のほか、野生のキンシコウが活動する様子が映っていた。キンシコウは国家1級重点保護動物に指定されており、全身を柔らかな金色の毛で覆われている。標高2千から3千メートルの山岳地帯にある針広混交林に生息。同省南部を東西に走る秦嶺山脈がキンシコウの分布する最北端とされる。(c)Xinhua News/AFPBB News