【7月30日 Xinhua News】中国チベット自治区(Tibet Autonomous Region)山南市サンリ県で28日、正装した農牧民らが豊作を祈る民謡を歌い、「望果節」を祝った。

 望果節は同自治区でハダカムギが熟す時期に毎年行われる行事で、1500年以上の歴史を持ち、国家級無形文化遺産に指定されている。チベット語で「望」は「農地」、「果」は「円を描いて回る」を意味する。各地域でハダカムギの熟す時期が異なるため、望果節の開催時期にも違いがある。(c)Xinhua News/AFPBB News