【7月28日 AFP】イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)は27日、元リバプール(Liverpool FC)のMFアダム・ララーナ(Adam Lallana)をフリートランスファーで獲得した。契約期間は3年。

 26日の試合を最後にリバプールとの契約が切れたララーナをめぐっては、他にエバートン(Everton)やレスター・シティ(Leicester City)、バーンリーFC(Burnley FC)が獲得を狙っていたが、元イングランド代表の32歳は、プレミアリーグのシーズンが終了してわずか24時間でブライトン行きを決めた。

 ブライトンを率いるグラハム・ポッター(Graham Potter)監督は、「われわれにとって、とてもエキサイティングな契約。状況が通常に戻ったときには、サポーターも彼のプレーを楽しみにしているはずだ」「彼の経験と質をピッチ上で得られるのは、大きなプラスだ。チームの若い選手たちにとっても素晴らしいロールモデルになってくれると思う」とコメントした。

 ララーナはリバプール時代に欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)、プレミアリーグ、UEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup 2019)、クラブW杯(2019 FIFA Club World Cup)で優勝を経験。今季は公式戦22試合に出場した。

 新型コロナウイルスの中断明けはプレーしなかったが、24日にはクラブの練習場でチームメートに別れを告げ、リバプールでの思い出の写真が入れられた記念品をユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督からプレゼントされた。(c)AFP