クロップ氏、LMA選出の年間最優秀監督賞を受賞
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【7月28日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)に30年ぶりのリーグ優勝をもたらしたユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督が27日、リーグ監督協会(LMA)が選ぶ19-20シーズンの年間最優秀監督賞を受賞した。
クロップ監督は今季、プレミアリーグの他にも19クラブW杯(2019 FIFA Club World Cup)を制した。
クロップ監督の受賞は、トロフィーに名が冠されているマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の元指揮官アレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)氏から発表された。
ファーガソン氏は英スカイ・スポーツ(Sky Sports)で「ユルゲン、素晴らしい」とコメントした。「リーズ(・ユナイテッド<Leeds United>がチャンピオンシップ(2部)で16年過ごしたと話しているが、リバプールは30年ぶりの優勝だ。信じられない」
「君は全くもってこの賞にふさわしかった。チームが披露したパフォーマンスの質は傑出していた。君の個性がチームの全体に浸透している。驚くべき内容だった」
「君がリーグを制したと伝えるために、午前3時30分に私を起こしたことは許す! 感謝しているが、いずれにしても君は全くもってこの賞にふさわしい。よくやった」
クロップ監督もファーガソン氏について「リバプールの指揮官として100パーセント適切なわけでないのは分かっているが、彼に憧れている。彼は私が初めて会った英国人監督」と述べた。
「われわれは一緒に朝食を取った。彼がどれだけ覚えているのかは分からないが、私にとってはローマ教皇に面会しているような瞬間だったから覚えている。本当に素晴らしかったし、あの最初のシーズンからわれわれは意気投合した」
「今、彼の名にちなんだトロフィーを手にできるなんて思わなかった」
昨年の受賞者であるシェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)のクリス・ワイルダー(Chris Wilder)監督は、昇格1年目ながら素晴らしい結果を残したことで、今年は次点となった。(c)AFP