【7月27日 AFP】(更新)金の先物価格が27日、アジア市場で急騰し、一時2.2%高の1オンス当たり1944.71ドル(約20万5000円)を付けて史上最高価を更新した。

 世界で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、米中関係の悪化や米政府の新たな景気刺激策の発表が遅れていることなどから、投資家らは資金の安全な避難先探しに躍起になっている。

 さらに、連邦準備制度理事会(FRB)の大規模な金融緩和政策によるドル下落が、金価格高騰に拍車をかけている。これまでの最高値は、2011年の1921.18ドル(約20万3000円)だった。(c)AFP