【7月27日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の大谷翔平(Shohei Ohtani)は26日、オークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)戦で今シーズン初となる先発登板を果たしたものの、1死も奪えず降板した。

 約1年8か月ぶりのマウンドに上がった大谷は、3安打3四球で5失点を喫し、今季を二刀流でプレーできるだけの力があるのか不安を引き起こした。試合はエンゼルスが4-6で敗れた。

 エンゼルスのジョー・マッドン(Joe Maddon)監督は「うまくボールを投げられていなかった。彼のためにここに座って言い訳をするつもりはない。速球が来ていなかったし、投球術もなかった」とコメントした。

 大谷は準備は整っていたと感じていたとした一方で、実戦でより多く投球することが必要だと語った。

「ゲーム感というか、今日はただ投げているという感覚に近かった。打者を抑えにいくという気持ちよりも球を投げることに集中していた感じ」 (c)AFP