大西洋で今年初のハリケーン「ハナ」、熱帯性暴風雨に
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【7月27日 AFP】大西洋で今年初のハリケーン「ハナ(Hanna)」は26日、新型コロナウイルスの打撃を受けた米テキサス州に激しい嵐をもたらした後、熱帯性暴風雨になった。ハワイでは同日、住民らが太平洋ハリケーン「ダグラス(Douglas)」の襲来に備えた。
気象学者によると、「ハナ」は依然として風速約18メートルの強風を伴い、テキサス州からメキシコ北東部に移動した。
米国立ハリケーンセンター(NHC)は、ハナの中心が内陸に移動するに従ってさらに勢力が弱まり、26日中に熱帯性低気圧となり、27日には消滅するとみられると発表した。
今のところ犠牲者や広範な被害の報告はないが、気象当局者は豪雨がサウステキサス(South Texas)地域で「命に関わる鉄砲水」やメキシコ北部各州で土砂崩れを起こす可能性を警告している。
「ハナ」が通過したテキサス州は、新型コロナウイルス感染の急激な拡大に直面しており、当局が感染抑制のために州全土にマスク着用を義務付けている最中だった。
米国はコロナ感染者が420万人と世界で最多となっており、当局は今季のハリケーンで避難を余儀なくされる住民の感染予防策も考える必要がある。(c)AFP/Julia BENARROUS