【7月26日 Xinhua News】米化学大手デュポンは先ごろ、中国上海市にあるデュポン中国研究開発センターに新研究室8室を開設したことを発表した。研究室は合計面積1500平方メートル以上で、製品や応用開発テストなど、新たに複数の研究が可能になる。

 研究室は、電子や自動車、医療、建築など多くの市場にサービスを提供。水処理ソリューション研究室は家庭用膜エレメントのローリングと評価機能を新たに追加。新製品の開発や迅速な設計に利用できる。安全ソリューション研究室は製品や応用開発テストの能力を拡張し、医療用や医薬品包装用のパッケージサンプルの調製機能を備え、顧客にパッケージソリューションを提供できるようになる。

 同社は3月、中国電子商取引(EC)大手アリババグループのBtoBプラットフォームに世界初の公式オンライン旗艦店をオープン。中国のオンライン・ニューエコノミーへの融合を加速させている。(c)Xinhua News/AFPBB News