【7月25日 AFP】米連邦航空局(FAA)は24日、新型コロナウイルスの感染拡大による旅行需要の減少に伴って運航を停止している米航空宇宙機器大手ボーイング(Boeing)製旅客機約2000機の点検を各航空会社に命じた。

 FAAの報道官は、ボーイングの737NG型機と737クラシック型機について、エンジン故障を引き起こす可能性があるエアチェックバルブの腐食がないか点検するよう緊急耐空性改善命令を出したことを明らかにした。

 対象は、7日間以上運航を停止し、格納されているジェット機。腐食が見つかった場合、運航を再開する前にエアチェックバルブを交換しなければならないとFAAは述べている。

 FAAによると、この措置を講じたのは、エアチェックバルブが開いたまま動かなくなり、片方のエンジンが停止したという報告が最近4件あったためだという。

「両方のエンジンのバルブが腐食していると、再始動ができない状態で両方のエンジンの出力が失われ、結果的に空港以外の場所への緊急着陸を余儀なくされる可能性がある」とFAAは述べている。

 ボーイングも各航空会社に対し、これらの型の機体についてエンジンバルブの腐食を点検するよう勧告している。(c)AFP