【7月25日 AFP】フランス東部ブザンソン(Besancon)で2016年、日本人留学生の黒崎愛海(Narumi Kurosaki)さん(当時21)が行方不明になった事件で、仏検察当局は24日、殺人の疑いでチリ人の元交際相手ニコラス・セペダ・コントレラス(Nicolas Zepeda Contreras)容疑者(29)に対する予審を開始したことを明らかにした。

 ブザンソンのエティエンヌ・マントー(Etienne Manteaux)検事はAFPに、セペダ容疑者に対し「黒崎愛海さんを殺害した容疑で予審が開始された」と語った。

 ブザンソンの大学に留学中だった黒崎さんは2016年12月に行方が分からなくなった。事件で唯一の容疑者となっているセペダ容疑者は23日、チリからフランスに身柄を引き渡されていた。(c)AFP