【7月24日 Xinhua News】中国上海市で22日行われた外資プロジェクトの集中調印式で、今年上半期(1~6月)の同市の外資導入額が実行ベースで前年同期比5・4%増の102億8千万ドル(1ドル=約107円)になったことが明らかになった。

 これは新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大が、外資による中国への投資ペースを妨げておらず、率先して活力を取り戻している中国経済が幅広い海外投資家に新たな発展のチャンスを生み出していることを示している。

 上海市商務委員会の統計によると、今年上半期、同市の1億ドル以上の大型プロジェクトは19件に上り、外資導入額は実行ベースで計53億5千万ドルに達した。大型プロジェクトが全体に占める割合は増えており、外資導入を支えている。

 上海では上半期、外資企業の本部型機関として、多国籍企業の地域統括会社が26社新設され746社に、外資企業の研究開発センターが10カ所新設され471カ所になった。(c)Xinhua News/AFPBB News