【7月24日 AFP】19-20イタリア・セリエAは23日、第35節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)は敵地で下位ウディネーゼ(Udinese)に1-2でまさかの逆転負けを喫し、9連覇達成は持ち越しとなった。

 勝てば優勝が確定するユベントスは42分、マタイス・デ・リフト(Matthijs De Ligt)の得点で先制に成功したが、52分にイリヤ・ネストロフスキ(Ilija Nestorovski)のダイビングヘッドが決まって追いつかれると、後半アディショナルタイムにセコ・フォファーナ(Seko Fofana)に逆転ゴールを奪われた。

 今季3試合を残し、2位アタランタ(Atalanta)と勝ち点6差のままとなった王者ユベントスは、26日に行われる14位サンプドリア(Sampdoria)とのホームゲームで勝利すれば、通算36度目のリーグ優勝が決まる。

 または、次節それぞれACミラン(AC Milan)とジェノア(Genoa CFC)と対戦するアタランタと3位インテル(Inter Milan)の結果次第では、25日にスクデット(リーグ優勝)が決定する可能性もある。

 同日に行われた試合では、4位ラツィオ(SS Lazio)がカリアリ(Cagliari Calcio)に2-1で逆転勝ちを収めた。6試合ぶりの白星を手にしたラツィオは、この勝利で来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)出場権を獲得している。(c)AFP/Emmeline MOORE