【7月24日 Xinhua News】中国浙江省(Zhejiang)に位置する寧波舟山港の穿山港区1号コンテナ埠頭(ふとう)プロジェクトが22日午後、検収を完了し無事引き渡された。これにより、世界で2番目に大きいコンテナ埠頭が完成した。バース数は11バースに増え、岸壁の長さは3740メートルとなり、年間コンテナ取扱能力は新たに62万TEU(20フィートコンテナ換算)を増加する。

 同プロジェクトは2018年12月に着工し、20年6月に完成、投資総額は約5億3千万元(1元=約15円)。穿山港区コンテナ埠頭は寧波舟山港のコンテナ輸送の「主戦場」で、すでに世界最大のコンテナ船が停泊できる特大深海コンテナバースを10バース有している。同埠頭のコンテナ取扱量は3年連続で1千万TEU超と、寧波舟山港の年間取扱量の約4割を占め、世界で2番目に大きいコンテナ埠頭となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News