トラウト、新型コロナ懸念も今シーズンの出場を明言
発信地:ロサンゼルス/米国
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【7月23日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)のマイク・トラウト(Mike Trout)が22日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の懸念があるものの確実にプレーすると明かし、まもなく開幕するシーズンへの出場に関する臆測に終止符を打った。
大リーグで最高の選手とうたわれるトラウトは当初、ジェシカ(Jessica)夫人が8月に第1子を出産する予定となっていることから、シーズンに関して懸念を表明していた。
しかしながら、エンゼルスが24日にロードでオークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)との開幕戦を控える中、この日トラウトは電話会見で報道陣に対し「プレーする」と語った。
トラウトは、チームが新型コロナウイルスのホットスポットへ移動したり、そういった場所でプレーしたりすることに心配な気持ちはあるとしたものの、チームメートがとっているMLBの安全手順に安心感を持っているという。
「選手たちは他者を尊重してきた」「誰もが責任を持って、マスクを着用し、ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)を実践し、安全を確保してきた。それを目の当たりにしているし、結果も出ている」
「ほかの都市に行くのは今現在はかなり悪いことで、厳しい。とはいえ、今はすべて素晴らしい状況だ」
トラウトは息子の誕生後に休暇を取る予定となっているが、離脱期間については明らかにしていない。(c)AFP