【7月23日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間22日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は61万6965人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも1497万7470人の感染が確認され、少なくとも833万8900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 21日には世界全体で新たに6089人の死亡と23万7419人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1367人。次いで米国(974人)、メキシコ(915人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに14万2068人が死亡、390万2135人が感染し、少なくとも118万2018人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は8万1487人、感染者数は215万9654人。以降は英国(死者4万5422人、感染者29万5817人)、メキシコ(死者4万400人、感染者35万6255人)、イタリア(死者3万5073人、感染者24万4752人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの85人。次いで英国(67人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)、スウェーデン(56人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3707人、回復者数は7万8840人。

 地域別の死者数は、欧州が20万6251人(感染298万8151人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が16万7347人(感染395万5571人)、米国・カナダが15万960人(感染401万3645人)、アジアが5万2729人(感染221万5617人)、中東が2万3784人(感染103万8665人)、アフリカが1万5737人(感染75万1307人)、オセアニアが157人(感染1万4523人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP