【7月24日 CNS】新型コロナウイルスの感染拡大のため、半年にわたり営業を停止していた中国の映画館が20日から再開した。感染リスクが低い地域で、感染対策を採った上での再開が認められた。

 上海の映画館・上海紅星映画世界では19日、翌日の営業再開に向けて直前まで入念な感染防止策を取っていた。専門の衛生作業員は防護服を来て座席を消毒して回った。座席の間隔を前後一列、左右一席ずつ空けて座るようスタッフは使用しない座席にテープを張った。

 観客の安全確保のため、入場率は30%に抑える。観客は入場する前に名前の登録や検温をして、上海市の健康コードアプリ「随申碼」を提示するようにしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News