【7月22日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間21日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は61万604人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも1473万6130人の感染が確認され、少なくとも815万900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 20日には世界全体で新たに4323人の死亡と21万2052人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの632人。次いでインド(587人)、米国(435人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに14万909人が死亡、383万926人が感染し、少なくとも116万87人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は8万120人、感染者数は211万8646人。以降は英国(死者4万5312人、感染者29万5372人)、メキシコ(死者3万9485人、感染者34万9396人)、イタリア(死者3万5058人、感染者24万4624人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの85人。次いで英国(67人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)、スウェーデン(56人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3693人、回復者数は7万8817人。

 地域別の死者数は、欧州が20万5816人(感染297万1431人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が16万4216人(感染388万684人)、米国・カナダが14万9793人(感染394万1552人)、アジアが5万1805人(感染216万6106人)、中東が2万3403人(感染102万4374人)、アフリカが1万5416人(感染73万7948人)、オセアニアが155人(感染1万4043人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP