【7月24日 CNS】中国国家郵政局によると、今年上半期(1~6月)の郵便・宅配便の総取引は前年同期比22.4%増の8765.27億元(約13兆4361億円)で、事業収入も11%増の5028.23億元(約7兆7077億円)に達した。

 新型コロナウイルス感染症の影響で1~2月の取り扱いは減少したが、配達業務態勢が早期回復したことや、消費市場がオンラインに移行したこと、地方都市と農村地域の消費が活発になったことから、3月以降はプラス成長に転じた。

 上半期の1日平均の取扱件数は1億9000万件近く、第2四半期だけで見ると1日平均件数は2億4000万件に達した。これは昨年同期の1日あたりの最高取扱件数とほぼ同じ数字だ。

 1日平均の利用者は3億7000万人を超え、このうち第2四半期は1日平均5億人近くになる。また、6月10日までに防疫・医療物資を小包で3億9800万個輸送している。「ステイホーム」を続ける各家庭に日用品を配達し、業務を再開する企業・工場に必需品を配送し、さらに感染対策をサポートするなど、市民生活の維持と経済の再開を下支えしている。 (c)CNS/JCM/AFPBB News