【7月21日 AFP】19-20スペイン2部リーグは20日、第42節の試合が行われ、名門デポルティボ・ラ・コルーニャ(Deportivo La Coruna)の3部降格が決定した。

 対戦相手のフエンラブラダ(CF Fuenlabrada)で新型コロナウイルスの陽性反応者が出たため、デポルティボの最終節はキックオフ直前に延期となった。

 しかし、同じく残留争いをしていたアルバセテ・バロンピエ(Albacete Balompie)とルーゴ(CD Lugo)がそれぞれカディス(Cadiz CF)とミランデス(CD Mirandes)に勝利したため、2000年に1部を制したデポルティボは、30日に延期された最終節を戦うことなく3部への降格が決まった。

 この一戦は昇格争いにも影響をもたらすことになっており、フエンラブラダはプレーオフの出場権獲得を目指していた。

 リーグは発表文の中で「ラ・リーガの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の健康管理プロトコルを適用し、フエンラブラダで陽性反応者が出たことを受け、スペインサッカー連盟(RFEF)とラ・リーガは、やむを得ない理由によってデポルティボとフエンラブラダの一戦を延期することで相互合意した」と記した。

 同国メディアによれば、フエンラブラダでは選手6人とコーチ陣の2人が陽性反応を示したという。

 最終節の他の試合は全て予定通り行われ、すでに1部昇格を決めていたSDウエスカ(SD Huesca)が優勝を飾った。(c)AFP