【7月20日 AFP】サウジアラビア王室は20日、サルマン国王(King Salman、84)が胆のう炎のため首都リヤドの病院に入院したと発表した。高齢の同国王の健康状態に関する発表は珍しい。

 王室は国営サウジ通信(SPA)を通じて声明を出し、サルマン国王は「胆のう炎の検査のため、リヤドのキングファイサル専門病院(King Faisal Specialist Hospital)にきょう入院した」と発表した。

 その他の詳細は明らかにしていない。

 2017年には、事実上の最高権力者とされる息子のムハンマド・ビン・サルマン皇太子(Crown Prince Mohammed bin Salman)に有利となるよう、サルマン国王が退位を予定していると報じられていたが、サウジアラビアはこれらの報道を否定している。(c)AFP