【7月20日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の大谷翔平(Shohei Ohtani)が、26日に行われる開幕カードのオークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)戦で約2年ぶりのマウンドに立つことになり、シーズンを通して日曜日に先発登板することを計画している。

 エンゼルスは新型コロナウイルスの影響で開幕が延期となり短縮されたシーズンで、24日からアスレチックス戦に臨む。その3戦目での登板を前に、肘の靱帯(じんたい)を再建するトミー・ジョン(Tommy John)手術を受けて昨シーズンは打者に専念した大谷は、二刀流で指名打者としても試合に出場する。

 大谷は通訳を介し「もちろん、マウンドに戻れることがうれしいです。2年ぶりくらいなので」と語った。

「打者の開幕もあるし、チームとしても勝って、2戦目も勝って、3戦目で投げると思うので、そこで頑張りたいなと思います」

 大谷は19日、開幕前最後の調整として紅白戦に登板し、5回を投げ5安打4四球、六つの三振を奪った。

 エンゼルスは大谷について2018年シーズンと同様の起用方法を練っており、日曜日に登板する場合、前日と翌日に休息を取らせる。今季の日程でエンゼルスは、月曜日に3回休息日がある。

 60試合で行われる今季、大谷は負傷がなければ10試合で先発登板し、33試合に指名打者として出場することが見込まれる。

 大谷は「(日曜日の登板が)一番回りやすいのかなと。日曜日は次の日にオフなので。登板後の時間、打つまでの時間が空けられる。そういうことだと思っています」と話した。(c)AFP