【7月20日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間19日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は60万1822人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも1430万3420人の感染が確認され、少なくとも781万200人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 18日には世界全体で新たに5237人の死亡と22万1954人の感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの921人。次いで米国(832人)、メキシコ(578人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに14万120人が死亡、371万1835人が感染し、少なくとも112万2720人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は7万8772人、感染者数は207万4860人。以降は英国(死者4万5273人、感染者29万4066人)、メキシコ(死者3万8888人、感染者33万8913人)、イタリア(死者3万5042人、感染者24万4216人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの85人。次いで英国(67人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)、スウェーデン(56人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3660人、回復者数は7万8775人。

 地域別の死者数は、欧州が20万5207人(感染293万8711人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が16万866人(感染377万6972人)、米国・カナダが14万9002人(感染382万1830人)、アジアが4万8998人(感染204万9522人)、中東が2万2642人(感染99万9405人)、アフリカが1万4956人(感染70万3572人)、オセアニアが151人(感染1万3397人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP