【7月19日 AFP】(更新)フランス西部ナント(Nantes)の大聖堂で発生した火災に関連し、捜査当局が聖堂で働いていた男1人に対して取り調べを行っていることが分かった。検察当局が19日、明らかにした。

 検察当局によるとこの男は同日、釈放された。

 検察当局者はAFPに対し、この男が「17日夜に大聖堂の戸締まりの責任を担っており、捜査当局はこの人物のスケジュールに関するいくつかの要素を明確にしたいと考えている」と明かしていた。

 だが「この人物が今回の出来事に関与していることをほのめかす、いかなる解釈も早すぎる」と強調していた。

 今回の火災は18日、サンピエールサンポール大聖堂(Cathedral of St Peter and St Paul)の3か所で別個に発生。検察当局は同日、放火の疑いで捜査を開始した。(c)AFP