【7月19日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ザ・メモリアルトーナメント(The Memorial Tournament)は18日、米オハイオ州ダブリン(Dublin)のミュアフィールド・ビレッジGC(Muirfield Village GC、パー72)で3日目が行われ、世界ランク1位を目指すジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)が通算12アンダーで首位に浮上した。

 ラームは13番からの上がり6ホールで4バーディーを奪い、この日4アンダー「68」をマーク。前日まで首位に立っていたトニー・フィナウ(Tony Finau、米国)がバックナインでつまずく中で4打差の首位に躍り出た。

 直近のタイトルは昨年11月に行われた欧州ツアーの最終戦、DPワールドツアードバイ選手権(DP World Tour Championship Dubai 2019)となっている25歳のラームは、「パーが取れれば大満足だった」「その考えで12ホールを終えて、13〜15番は良い位置につけられたら攻められると思った」と振り返った。

 ラームは今大会で2位以上の結果を残せば、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)を抜いて自身初の世界ナンバーワンになる可能性がある。

 自身が優勝した場合はマキロイが2位タイ以下、また自身が単独2位だった場合はマキロイがトップ30位外で、かつジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)が優勝しなかった場合に王座に就くことができる。

 3日目を終え、フィナウとライアン・パーマー(Ryan Palmer)の米国勢が通算8アンダーで2位に並び、ダニー・ウィレット(Danny Willett、イングランド)が同6アンダーで単独4位、ジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)とヘンリク・ノーランダー(Henrik Norlander、スウェーデン)が同5アンダーで5位タイにつけた。

 前日は腰の問題に苦しみ、「76」でぎりぎり予選を突破していたタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)はこの日、スコアを一つ伸ばして通算2オーバーの37位タイとなっている。(c)AFP