【7月19日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間18日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は59万6742人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも1407万4520人の感染が確認され、少なくとも770万8100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 17日には世界全体で新たに6587人の死亡と24万5508人の感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1163人。次いでチリ(1057人)、米国(927人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに13万9266人が死亡、364万7715人が感染し、少なくとも110万7204人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は7万7851人、感染者数は204万6328人。以降は英国(死者4万5119人、感染者29万3239人)、メキシコ(死者3万8310人、感染者33万1298人)、イタリア(死者3万5028人、感染者24万3967人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの85人。次いで英国(66人)、スペイン(61人)、イタリア(58人)、スウェーデン(56人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万3644人、回復者数は7万8758人。

 地域別の死者数は、欧州が20万4807人(感染292万3849人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が15万8483人(感染371万432人)、米国・カナダが14万8131人(感染375万7238人)、アジアが4万8225人(感染199万9335人)、中東が2万2276人(感染98万7037人)、アフリカが1万4673人(感染68万3596人)、オセアニアが147人(感染1万3033人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP