【7月18日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)のPGエリック・ブレッドソー(Eric Bledsoe)が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性となり、シーズンが再開されるフロリダ州オーランド(Orlando)の隔離環境にいるチームメートに合流していないことが分かった。

 NBAでキャリア10年目を迎え、今季は1試合平均15.4得点、5.4アシスト、4.6リバウンドを記録している30歳のブレッドソーは、米スポーツ専門チャンネルESPNに対して、「症状はなく元気だ」とすると、「NBAの定めた基準を満たして、オーランドでチームメートと合流するのを楽しみにしている」とコメントした。

 新型コロナウイルスの影響で3月11日を最後にシーズンが中断された時点で、リーグトップの53勝12敗をマークしているバックスは、現地ディズニー・ワールド(Disney World)に集結。今季のリーグが30日から無観客で再開され、10月上旬までに王者を決めることを目指している中で、リスタートの初戦は31日のボストン・セルティックス(Boston Celtics)戦となっている。

 1971年にチーム史上唯一のNBAファイナル制覇を達成しているバックスは昨季、2001年以来のイースタンカンファレンス決勝シリーズ進出を果たしたものの、NBAファイナルには1974年を最後に到達していない。

 ブレッドソーのほかにNBAのトッププレーヤーでは、これまでヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)のラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)や、サクラメント・キングス(Sacramento Kings)のハリソン・バーンズ(Harrison Barnes)が検査で陽性となっている。(c)AFP