【7月18日 Xinhua News】中国青海省ゴルムド(格爾木)市と新疆ウイグル自治区コルラ(庫爾勒)市とを結ぶ格庫鉄道の新疆区間のレール敷設作業がこのほど、最終段階に入った。中鉄一局集団新運工程の同鉄道レール研磨チームの技術者は猛暑の中、昼夜を問わず奮闘している。レールに整形や研磨を施してさまざまな不具合を修理し、レールの安定性を高めている。

 同鉄道は全長1213・7キロで、青海チベット鉄道と接続し、新疆ウイグル自治区南部地域と青海省、チベット自治区を結び付ける。中国西部における重要な鉄道網の幹線で、西アジアや地中海、黒海地方に通じる陸路の主要輸送ルートにもなる。同鉄道は今年10月30日に開業予定で、開業後はコルラ市からゴルムド市までの所要時間は26時間から12時間に短縮される。(c)Xinhua News/AFPBB News