リーズが17年ぶりのプレミア復帰 「ただいま」
このニュースをシェア
【7月18日 AFP】イングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)は17日、第45節の試合が行われ、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich Albion、WBA)が1-2でハダーズフィールド・タウン(Huddersfield Town)に敗れたため、首位リーズ・ユナイテッド(Leeds United)が17年ぶりにプレミアリーグに復帰することが決まった。
マルセロ・ビエルサ(Marcelo Bielsa)監督が率いるリーズは、2位アルビオンが勝ち点3を逃したことで今季2位以上でのフィニッシュが確定し、ボールを蹴らずして昇格を祝うことができた。
リーズは試合終了後、クラブの公式ツイッター(Twitter)アカウントで「ただいま。リーズ・ユナイテッドはプレミアリーグだ」と投稿した。
リーズは5ポイント差の首位に立っており、19日のダービー・カウンティ(Derby County)戦で引き分け以上の結果を残せば、チャンピオンシップのタイトルを獲得する。
一方、アルビオンが敗れたことにより、3位につけるブレントフォード(Brentford FC)は、残り2戦で勝利すれば73年ぶりとなるプレミア復帰が決まる。
リーズで主将を務めるリアム・クーパー(Liam Cooper)は「信じられないし、実感が湧かない」「自分たちのクラブ、ファン、そして選手たちは、本当に多くを犠牲にしてきた。16年もスランプに陥っていたんだ」と語った。
新型コロナウイルスが流行している中で、リーズのアンドレア・ラドリッツァーニ(Andrea Radrizzani)会長は家にとどまるよう事前に呼びかけたが、ファンは本拠地エランド・ロード(Elland Road)の外に集まって喜んだ。だが、その気持ちも理解できる。
リーズはイングランド有数のビッグクラブで、熱狂的なファンの集団が全国でチームを追いかけ、低迷期でもホームゲームでは常に3万人以上の観客を集めてきた。(c)AFP/Steven GRIFFITHS