【7月18日 Xinhua News】中国雲南省(Yunnan)林業・草原局は16日、同省でバッタが大量に発生し、14日時点で約8096ヘクタールの土地が被害を受けていると明らかにした。

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 同局によると、普洱市(Puer、プーアル)は約8018ヘクタールと被害が最も大きく、西双版納(シーサンパンナ、Xishuangbanna)ダイ族自治州では約78ヘクタールが被害に遭った。

 地元政府は、バッタが最初に確認された6月28日以降、被害の拡大を抑制するため3万1千人超を動員し、約6938ヘクタールにわたって小型無人機(ドローン)で殺虫剤を散布するなど対策を講じてきた。

 専門家らは、事態は収拾しているとしているが、9月までにより多くのバッタが国外から飛来すると予想され、さらなる課題が持ち上がっている。(c)Xinhua News/AFPBB News