【7月18日 Xinhua News】中国旅行サイト大手「去哪児網(Qunar.com)」によると、今年夏休み期間の航空券予約者のうち、30歳以下の割合は5割近くで最も高い。うち18~25歳の1990年代後半生まれ世代は19・68%、25~30歳の90年代前半生まれ世代は18・86%を占めた。夏休み期間の航空券予約者のうち、航空機に初めて搭乗するユーザーは15%を占めた。90年代後半生まれ世代ではこの割合は21%に達した。中国証券報が伝えた。

 夏休み旅行の中心はいつも学生が占めている。今年は3人以上のグループによる予約が31%、卒業旅行が17%、カップル旅行が11%を占めた。女性は6割を超え、女性同士のグループ旅行は男性同士を3ポイント上回った。

 現時点で、夏休みの平均航空券価格は820・02元(1元=約15円)で、前年同期を127元下回った。一部の人気路線を除き、多くの路線で8~9割引きの航空券が販売されている。この価格の影響で、今年は予約から出発までの期間が3日間にまで短縮された。90年代後半生まれ世代の7割以上は出発前日に航空券を予約している。

 7月に入り、夏休み期間の航空券に関する検索は急増し、6月中下旬の5倍に増えた。うち北京市の航空券検索数は6月中下旬の10倍に増え、伸び率が全国で最も高かった。今年の人気旅行先トップ10は上海市、成都市(Chengdu)、広州市(Guangzhou)、深圳市(Shenzhen)、昆明市(Kunming)、重慶市(Chongqing)、西安市(Xi'an)、杭州市(Hangzhou)、海口市(Haikou)、鄭州市(Zhengzhou)。人気路線のうち成都行きは最も好調で、上海-成都便は最も人気が高く、広州-成都便と深圳-成都便も第3位と第6位でトップ10入りした。(c)Xinhua News/AFPBB News